シミュレーション

詳細な役員報酬シミュレーションから分かること

シミュレーション条件

ここで紹介する役員報酬シミュレーションは、次の条件を基本条件として行いました。

基本条件での、役員報酬の金額と支出の総額の関係は次のようなグラフになります。

1,000万円を役員報酬と会社利益に分配した場合の支出額グラフ

事業成長予測ズレの影響の検討

詳細な役員報酬シミュレーションをする意味の1つは、役員報酬と会社の利益に分配できる金額の予測がズレる可能性を考慮できることです。この分配できる金額は事業成長の割合で変動するため正確な予測はできません。そこで事業成長の割合を+30%~−30%と仮定した場合にシミュレーション結果がどのように変わるのか検討してみました。

700万円~1,300万円を役員報酬と会社利益に分配した場合の支出額グラフ

この図は役員報酬と会社の利益に分配できる金額を1,300万円(+30%)~700万円(−30%)にした場合を重ね描きしたグラフです。グラフでは上から順に1,300万円、1,200万円、、、と分配元の金額が大きい順に並んでいます。当然ですが、金額が大きい方が支出額は大きいという結果です。

各分配元の金額で見ると、金額が大きい方が支出が最小になる役員報酬が高くなっています。例えば、分配元の金額が1,300万円の場合の総支出額が最安の役員報酬は500万円程度ですが、分配元の金額が700万円の場合の総支出額が最安の役員報酬は100万円程度です。

これらのシミュレーション結果に加えて、事業成長がどの程度予想通りにいきそうか、役員報酬をいくらくらいほしいか、支出をどれくらい減らしたいか、などのバランスで役員報酬の金額を決めることになります。