経営改善
事例紹介

事例紹介

ベストを尽くし解決方法を導きます。
悩み解決議論の様子

税理士として会社経営者のお客様と接していると、経営の現場では日々様々な問題が発生して経営者様を悩ませているということがよくわかります。一見同じように見える問題でも、その解決方法は決して一つだけとは限らず、お客様の経営状況や周辺の事情により大きく変わります。
これまで当事務所が取り扱ってきた事例とその対処法をここでご紹介させていただきます。

2代目が事業を引き継ぐ際の手順

大阪市・調剤薬局/社員数6名/個人事業主
個人事業を父から継承するお客様の抱える悩み 父親の個人事業(調剤薬局)を継承する予定です。現在は家族経営なのですが、私は会社として発展させていきたいと思います。部分的に改善提案はしてみるものの、父親に否定されなかなか前に進みません。何から始めていったらいいでしょうか?
当事務所から行ったアドバイス

お父様はゼロから事業を始めてここまで運営してきたので、全体のバランスを考えています。ですので部分的な改善では、全体が見えていないということでマイナス面を指摘せざるを得ないということはよくあります。

事業全体をうまくコントロールするには、以下の項目全てをバランスよくレベルアップしていく必要があります。

  • 企画 : 事業戦略の立案や新事業の創出
  • 営業 : 新規顧客の開拓、新商品の提案、既存商品の販売
  • 商品 : 既存商品の品質維持・向上
  • 人事 : 人材採用、教育、提携先の開拓
  • 資金 : 資金繰り管理、資金調達
  • 管理 : マニュアル作成、管理制度構築

これら全体を統制していくためには、全てにおいて責任と権限を背負うのが一番の早道です。

本来であればお父様から事業を買い取り、承継してしまうのが一番いいですが、そのためには税務的な問題や事業譲渡の対価の準備など熟慮すべきことも多く、時期尚早とお父様の反対を受けることもあるでしょう。

その場合はできるだけ前述の全項目を自分のこととして見れるよう、まずは「資金」と「管理」の業務を自分が担うのがいいと思います。

具体的には経理業務フローの再構築を自分が主体となって進めることです。経理を抑えれば会社全体のお金の流れがよくわかり、会社全体の現状と問題点が浮かび上がります。それにより、全項目をバランスよく改善していく視点が持てるようになると思われます。